これなら手軽に殺菌が出来る次亜塩素酸水と生成器
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次亜塩素酸水とは、一般的に塩酸もしくは塩化ナトリウム水溶液(食塩水)を電気分解して作られる物です。
食品に使用するときは、商品に次亜塩素酸水が残っていては困るので、店頭で購入する事のあるカット済みの野菜や果物、サラダなどの加工品に成分はまったく残っていません(除菌目的で市販されている次亜塩素酸水は食品添加物ではないため、食品には使用できません)
厚生労働省よりさまざまな専門分野での使用が認可されています。
・医療分野では「強酸性電解水」として医療機器などの消毒
・食品分野では食品添加物の「殺菌料」として野菜や調理器具の消毒
・あるいは野菜の色を維持するために使われています。
私も勘違いしていた事柄として
名前が良く似てるので同じものと思われているものに「次亜塩素酸ナトリウム」があります。次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは名前が良く似ていますが全く別物だということをまず覚えておきましょう。
除菌や消毒に両方とも使われています。しかし次亜塩素酸水は手に触れても、飲んでしまっても安全なものですが、次亜塩素酸ナトリウムは、扱い方に気を付けないと危険です。
キッチンハイターやブリーチなどの塩素系漂白剤に使われているのが次亜塩素酸ナトリウムです。いわゆる「まぜるな!危険!!」と記載されている系です。もちろん飲んではいけません。
50ppm以下の次亜塩素酸水及びその規格に準拠した次亜塩素酸水溶液であればはヒトの皮膚に触れても大丈夫です。
厚生労働省の食品添加物としての次亜塩素酸水(微酸性次亜塩素酸水)の指定濃度が10ppm~80ppmです。
掛け流しで食品を殺菌するような場合はこの程度の濃度で十分な殺菌力が得られるということになります。
濃度はある程度薄めに作っておき、臭いが消えないばあいはスプレー回数を増やすなどの対応をしてもよいでしょう。
次亜塩素酸の性質によると、有機物に触れるとただの水とごくごくわずかの塩とクロラミン(窒素化合物:塩素系の臭い:プールの臭い)に分解されますのでその安全性も有名です。
この分解・酸化の過程で有機物(ウイルスや菌)を死滅させます。※もちろん、濃度が高いと刺激はありますので、うがいや手洗い、除菌水用途につかう場合は50ppm程度である必要があります。
ppm(ピーピーエム)ってなに?
%と同じように、濃度をあらわす単位です。ppmは100万分の1、 %は100分の1の意味で、1%をppmであらわすと10,000ppmになります。