塩分に気付かず食事から摂取してしまっている
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塩が増えれば、危険な高血圧に注意です
食塩は血圧と密接な関係があるんです。食塩を摂りすぎる事で血液中のナトリウム濃度が高くなつてしまいます。ナトリウム濃度が高くなる事で、中枢神経に働いてのどが渇きます、そうすると人は水分を摂取します。
水分を摂取すると血管に流れる血液量が増えることで血圧が高くなってしまいます。ですから、食塩を摂りすぎると体内のナトリウムと水分の量を調整するために血液量が増え、高血圧になるというわけなんです。
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高血圧状態が続くと血管はいつも張りつめた状態になり、次第に厚くなり、硬くなってしまうんです。これが、高血圧による動脈硬化なんです。動脈硬化は脳梗塞、心筋梗塞などの原因になってしまいます。
また、高血圧状態が続くことが心臓に無理な負担をかけることになっており、心臓肥大が起こることで、心不全になることもあるんです。
「血圧別の循環器疾患の発症率」の分析でも、やはり血圧が高くなるほど、循環器病を発症する割合が高くなっています。高血圧ではない正常値とされる血圧の中でも、正常高値と呼ぶ血圧が高めの人たちが低い人たちよりも発症率が高いという結果が出ています。
循環器病の大きな危険因子である高血圧を予防するためには、高血圧の原因となる食塩の摂りすぎを控えることが重要なんです。
また、同じ血圧でも塩を多く摂っている人の方が脳卒中になりやすいというデータもあります、食塩摂取量を減らすことは、血圧を下げるだけではなくさらにその他の効果が期待できるんですね。
世界は1日6グラム未満が当たり前なんですよ
かなりの日本人は必要量をはるかに超える食塩を摂取しています
表示している場合でも多くはナトリウム(Na)と表示されています。ナトリウムの量と食塩の量が同じではありません。食塩の量はナトリウムの量に2.54をかけたものだということを知っておくと良いでしょう。
食塩摂取量を減らすためには、まず、自分がどれだけ食塩を摂取しているかを知ることが必要です。現代では外食や加工食品から摂る食塩が大きな割合を占めます。加工食品の成分表示に食塩を表示することは義務づけられていません。
欧米諸国では、一般の人の1日の食塩摂取量として、6グラム未満が推奨されています。我が国の高血圧治療ガイドラインでは、高血圧の人に対しては、6グラム未満を勧めていますが、血圧が正常な人にとっても1日6グラム未満を心がけることが勧められます。
世界の中の食塩摂取量の非常に少ない地域では、高血圧の人は少なく、年を取っても血圧が高くなることは、ほとんどないんです。減塩が原因で健康を損なうことも、ほとんどないんです。