カフェインの作用と副作用
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カフェインというと、眠気を覚ます効果が一番に浮かぶと思いますが、実はそれ以外でも様々な効果があります。カフェインの代表的な作用から。
- 覚醒作用
- 解熱鎮痛作用
- 強心作用
- 利尿作用
覚醒作用
この覚醒作用ですが、つまり眠気を覚ます効果です。
脳の中には脳内ホルモンを受け取ることで、脳や心に様々な働きをもたらす受容体というものが存在するんです。
アデノシン受容体はアデノシンという物質と結びつくことで、脳をリラックスさせ、眠気を誘う働きをするんです。
カフェインがアデノシン受容体に結びつくと、アデノシンが結び付くことができなくなります。その結果、アデノシン受容体の働きを妨害するので、脳はリラックスできなくなってしまいます。
そうなるとで、脳の中枢神経がずっと興奮状態になり、眠気が覚めるわけです。
解熱鎮痛作用
あまり知られてないですが、カフェインには解熱鎮痛作用があります。特に頭痛の痛みに効果があります。
よく頭痛薬の成分中に、カフェインが含まれているのはこの効果を期待しているからなんですね。
カフェインには血管を収縮させる効果があるので、脳の中の血管が拡張することで起きる頭痛、特に偏頭痛の痛みを和らげる効果があります。
強心作用
これもあまり知られていないです。
カフェインが中枢神経を刺激するとで、心臓の働きを活発にさせる効果があるんです。
カフェインにより心臓の筋肉の収縮力が増し、血圧や心拍数が増大するんです。
利尿作用
カフェインには利尿作用があるんです。体の余分な水分の排泄を助け、体のむくみを取りのぞいたり、血圧を下げる効果があるんです。
カフェインには血管を収縮させる効果があるので、一時的ですが血圧が上がります。そうすることで、腎臓を通る血液の量が増えて、尿の量が増えるんです。血液中から余分な水分が減ると、最終的には血圧が下がります。
しかし、違う見方をすると、カフェインを含む飲み物は利尿作用がありますから、水分補給には不向きとも言えます。
体にあまり良くないイメージのカフェインですけど、実は良い効果がたくさんあるんですね。しかし当然ながら副作用があります。
副作用
カフェインの効果は、決して眠気などの根本的原因を取り除いているのではなくて、脳の中枢神経を刺激して体を騙して動かしているんです。
ですから健康にしているのではありません。無理をさせているために、副作用も当然あります。
- 頭痛
- 集中力低下
- 疲労感
- 軽い鬱症状
どれも体に無理をさせた結果の副作用です。
頭痛
解熱鎮痛作用があるんですが、副作用に頭痛があるんです。矛盾していますが、ちゃんと理由があるんです。
カフェインは血管を収縮させることにより、頭痛のを和らげるんです。でも、長い間カフェインを取っていると収縮している血管が反動により拡張するために、頭痛の原因になってしまうんです。
集中力低下
脳の中枢神経を興奮状態にするので覚醒効果や集中力の向上効果があります。これは、脳に無理をさせているので、眠気や集中力が低下の原因を取り除いているわけではないんです。
カフェインを取り続けていても、そのような無理はいずれ効かなくなるので、集中力が低下します。
疲労感
中枢神経が興奮状態にある時は、疲労感も軽減したように感じます。でも、本当に体の疲労が無くなったのではなく、感じないようになっただけなんです。そのためカフェインが切れると、一気に体に疲労感を感じます。
軽い鬱症状
カフェインの取り過ぎは、軽い鬱状態に陥ります。これも脳に無理をさせ過ぎていることによっておこる副作用なんです。
脳の中枢神経が興奮状態時は、ドーパミンやセロトニンなどの集中力をアップさせて、活動的にさせる脳内ホルモンが分泌されるんですね。カフェインが途切れることで、活動的にさせる脳内ホルモンの分泌量が減少することで、軽い鬱症状が出てしまうんです。
カフェインは体を健康や元気にするのではなくて、体に無理な力を出させているのです。摂取し過ぎは様々な副作用をもたらしてしまいます。
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しかし、忙しい生活をしていると、ちょっとコーヒーでも飲んで、頑張りたい時だってあります。
次回は上手なカフェインの摂取方法を考えてみたいと思います。